代表幹事挨拶

アブレーションカンファレンスのホームぺージへのご訪問ありがとうございます。

本会は、主として東海北陸エリアのカテーテルアブレーションに携わる医師、メディカルスタッフから成り、不整脈疾患治療に関する情報を相互に交換し、治療レベルを向上させることで、社会貢献を果たすことを目的に設立されました。

本会の歴史は、1993年、名古屋での第1回カンファンレスに遡ります。伊藤昭男先生(名古屋第二赤十字病院)、故加藤林也先生(国立名古屋病院)、水谷登先生(愛知医科大学)、近松均先生(藤田保健衛生大学)が中心となり発足しました。当時は、カテーテルアブレーション保険収載の1年前、カテーテルアブレーションの黎明期で、互いの貴重な経験を共有し、安全に治療を進める必然性がありました。皆で情報を持ち寄って相談しようという趣旨で、アブレーションカンファレンスと命名しました。翌1994年には臼田和生先生(金沢大学)も加わり、以降30年、東海北陸エリア唯一のカテーテルアブレーションに特化した情報交換の場として発展してきました。代表幹事・事務局は、伊藤昭男先生・坪井直哉先生(名古屋第二赤十字病院)、加藤林也先生・坪井直哉先生、村上善正先生(名古屋東部医療センター)・吉田幸彦先生(日赤名古屋第二病院)を経て、2023年から私と長内宏之先生(公立陶生病院)が担当しています。また、会計幹事を因田恭也先生(名古屋大学)と古荘先生(石川県立中央病院)に担当いただいています。この間、カテーテルアブレーションは長足の進歩を遂げ、不整脈医を志す若手医師も増加、同時に本治療はメディカルスタッフなしには成り立たなくなっています。したがって、現在、本会には若手医師・メディカルスタッフの育成という重要な役割も加わっています。症例検討がベースであることは不変ですが、本会で討論した内容を全国学会・国際学会発表や論文化する流れもできており、東海北陸エリアからEPを発信する起点となっています。

本会は、2020年からWeb開催形式をとっています。今後は2年に1回集合開催形式を交えて進めていきます。不整脈専門医認定単位の取得も可能なため、是非、多くの方の参加をお待ちしています。どうか皆様の本会へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

令和6年2月吉日

アブレーションカンファレンス
代表幹事 森島 逸郎
大垣市民病院循環器内科

Copyright© Ablation Conference, All Rights Reserved.