当番幹事挨拶

本アブレーションカンファレンスは年に2回開催されており、参加者の皆様とともに興味深い症例や最新の知見、治療法を共有・討論する回と、幅広い分野から講師をお招きする特別講演形式の回がございます。今回は特別講演形式での開催となります。2025年は多くの施設でパルスフィールドアブレーションが導入されることが予想されます。この治療法により、食道や横隔神経など周辺組織への影響を軽減し、短時間で心房細動アブレーションが可能となりました。しかし、その一方で心房の状態(電気的情報など)を把握する機会が減少する可能性があります。

そこで今回は、講演1に関西労災病院心臓血管センター循環器内科部長 / 不整脈科治療部門長の増田正晴先生を、講演2に佐賀大学医学部循環器内科准教授の山口尊則先生をお招きし、アブレーションを施行している心房の状態についてご講演いただきます。

心房細動アブレーションに携わる皆様にとって非常に有益な内容となっております。不整脈専門医のみならず、若手医師やメディカルスタッフなど多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

2025年3月12日

第64回アブレーションカンファレンス
当番幹事 三宅 泰次
(岐阜ハートセンター循環器内科)

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