このたび、アブレーションカンファレンスの当番幹事を務めさせていただくことになりました、名古屋ハートセンター循環器内科の佐藤公洋です。
私が初めてアブレーションカンファレンスに参加したのは、2002年のことです。当時研修医であった私は、活発な討論と質の高い発表を目の当たりにし、「自分には場違いな場所に来てしまったのではないか」と感じながら、大変緊張して発表したことを今でもよく覚えています。
それから20年以上にわたり、自分が不整脈診療に携わり続けることになるとは、当時は思いもしませんでした。しかし今振り返ると、このカンファレンスで得た経験が、その後の私の進路に少なからず影響を与えてくれたのではないかと感じています。
長い歴史をもつアブレーションカンファレンスが、これからも東海地方の不整脈診療を支える礎であり続けるとともに、若手の先生方にとって貴重な発表と研鑽の場として、また不整脈診療に携わる医療者の交流の場として、ますます発展していくことを願っております。そのために、私たちの世代が果たすべき役割をしっかりと担い、微力ながら尽力してまいりたいと考えております。
今回のショートレクチャーでは、「心房細動の早期発見と長期的なフォローを目指した病診連携」をテーマに、当院の手嶋悠人先生にご講演いただきます。地域における不整脈診療のさらなる発展につながる取り組みとして、当院が今後力を入れていきたい分野であることから、今回のテーマとして企画いたしました。一般演題につきましても、バラエティに富んだ10演題が集まりました。ぜひ多くの皆様にご参加いただき、活発なご討議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年8月
